大阪府内で活躍する認定ヨーガ療法士会大阪のホームページです

 

 

               日本ヨーガ療法学会      理事長 木村慧心

 

 日本ヨーガ療法学会が認定するヨーガ療法指導の専門家集団である認定ヨーガ療法士たちも全国で千人近くの人数になっています。

こうした認定ヨーガ療法士は極めて実践的な心身促進技法に通じていますので、平成23年11日に起きた東日本大震災に伴う諸々の社会事象の中にあっても、東北地方を中心に被災者の皆さんへのヨーガ療法ボランティアに活躍しています。ヨーガ療法は何も無い状況下にあっても意気消沈した人々の心身を充分に健やかに出来うる伝統的ヨーガの智慧を伝えることができるからです。こうした大阪府在住の専門家集団のホームページがここに開設できましたことを心よりお喜び申しあげます。

本ホームページを中心に認定ヨーガ療法士たちが互いの智慧を研鑽し合い社会貢献に励まれることを願って止みまん。

 

 

         認定ヨーガ療法士会大阪  幹事長 澤憲一

 

平成21年4月に、認定ヨーガ療法士会大阪が発足後、無事に3年目を迎えることができました。会員の皆さまのご協力に厚く御礼申し上げます。

発足1年目は、手探りの状態で始まり、主だった活動は出来ずに終わってしまいました。2年目に入り、本会の事業の一つであります「ヨーガ療法普及の為の事業」の一環としまして、府立精神医療センターや地域包括支援センターなどの公的機関へ働きかけるなど、少しずつヨーガ療法の普及に努めてまいりました。

もう一つの事業であります「会員相互の交流と研鑽と親睦の為の会合開催」につきましては、大阪府内の会員数が、全国で東京都、兵庫県に次いで3番目に多く、会員の方々との交流を図る機会が少なく苦慮しておりました。

そこで、会員の方々との交流と情報交換を図ることを目的に、この度、ホームページを開設する運びとなったものであります。本ホームページにつきましては、各地で行われた「研修会等の講義録」「認定ヨーガ療法士の自己紹介」「会員の方々からの情報提供」の3本柱で編集したいと考えております。特に「認定ヨーガ療法士の自己紹介」につきましては、各方面から寄せられる認定ヨーガ療法士の斡旋依頼に対応するためのデーターとしても活用したいと思いますので、事務局からの掲載依頼がありましたら、会員の皆さまのご協力をお願いします。また、会員の皆さまからの情報提供も随時受け付けしておりますので、情報があれば事務局までお寄せ下さい。今後とも認定ヨーガ療法士会大阪の活動に対しまして、ご支援、ご協力をよろしくお願いします。

 

ニュースレターはこちらからダウンロード出来ます。

 ・第1号(2011.5)はこちら

 ・第2号(2011.7)はこちら

 ・第3号(2011.10)はこちら 

 ・第4号(2012.1)はこちら

 ・第5号(2012.3)はこちら NEW!

*ニュースレターは隔月のペースで発刊いたします。

 印刷したものは発刊いたしませんので、各自でダウンロードの上、印刷しご活用下さい。希望者の方には発刊の度にメールにて配信いたします。

 

発行・お問合わせ先 (認定ヨーガ療法士会大阪 事務局)

533-0023 大阪市東淀川区東淡路3-3-36 ふうや内観研修所内

電話:06-6323-7267 Fax06-6325-8615 e-mailyoga-osaka@fuya.jp

 

ヨーガ療法とはなにか?

 (社)日本ヨーガ療法学会ホームページより抜粋

ヨーガ療法は、1920年代に、インド・マハラシュトラ州ロナワラ市に設立されたカイヴァルヤダーマ・ヨーガ研究所で科学的な研究が開始されました。インドではその後、8校の"ヨーガと自然療法医科大学"をはじめ、30校を越える大学にヨーガ学科が設置されています。その内の1つであるスワミ・ヴィヴェーカナンダ研究財団の教育部門は、20025月にインド中央政府よりヨーガ大学院大学として認定され、修士号、博士号が取得出来るようになりました。また同財団では、バンガロール市郊外に西洋医も常駐するヨーガ療法治療施設(プラシャンティ・クティラム)を持ち、年間1万人を越える心身症患者にヨーガ療法を指導しています。

私たちは、1987年より上記研究財団と提携して、ヨーガ療法指導者養成・前期/後期講座開催、その他各種研修、勉強会開催を通じ、ヨーガ療法の研究・普及啓蒙に努めております

2003年には日本ヨーガ療法学会が設立されました。現在、医師やヨーガ教師など約2000人の会員により、ヨーガ療法の研究と普及活動が行われています。

当学会は、2009年からは、一般社団法人となり、学会認定療法士制度を通じて、ヨーガ療法の専門家の教育・育成活動も行っております。

この度の東日本大震災に際しては、学会認定ヨーガ療法士による被災地支援活動が行われました。現在も、全国各地で被災者支援活動を行っております。

また、2009年から実施しているウクライナ国キエフ市でのチェルノブイリ被曝事故被災者支援活動や、インド国内でのヨーガ療法指導など、学会認定ヨーガ療法士の活躍の場は海外にも広がっています。

さらに、当学会は(社)日本統合医療学会とも提携し、当学会の認定ヨーガ療法士たちは 統合医療の専門家をめざす医師たち医療関係者と共に認定試験を受けて、合格者にはヨーガ療法を専門とする統合医療専門家(ヨーガ部門)として活躍できる道も開けています。

ヨーガ療法は、肉体は勿論、精神的、社会的、スピリチュアル/宗教的健やかさを実現できる統合的人間教育法になっています。伝統的ラージャ・ヨーガを実習し、その応用部門たるヨーガ療法に関心のある人は是非、(社)日本ヨーガ療法学会事務局にご連絡ください。

また、更なる健康促進を願う人も、主治医とも相談の上、私たち(社)日本ヨーガ療法学会事務局にご連絡下さい。

        (社)日本ヨーガ療法学会ホームページこちら        

                      同会認定ヨーガ療法士の説明はこちら

終了致しました。たくさんの方のご来場ありがとうございました!

 

認定ヨーガ療法士会大阪定期総会ワークショップ

ヨーガとアーユルヴェーダ

    講師 上馬塲和夫先生 

      (帝京平成大学ヒューマンケア学部教授)

 

私は大学での東洋医学の未病の研究だけでなく、富山県魚津市の浦田クリニックや東京中目黒のハタイクリニックでヨーガとアーユルヴェーダを中心とした統合医療の診療をさせていただいております。その中でヨーガ療法の価値を認識しておりますが、アーユルヴェーダの脈診などを活用することで、ヨーガ療法が更に身近なものになることをご説明したいと考えております。つまり、脈診や呼吸法に関する研究と体験を紹介しながら、自分自身の体を通じて、アーユルヴェーダを学んでいただこうと思います。

さらに、チャクラとマルマ、中国医学の経絡&経筋との関係などについても紹介する中で、ヨーガとアーユルヴェーダの生命観の共通性を解き明かしていこうと思います。

 

 

上馬塲 和夫(うえばば かずお)

1953年生まれ。医学博士。広島大学医学部卒業。

国家公務員共済組合連合会虎の門病院内科レジデント、北里研究所附属東洋医学総合研究所研究員、六本木クリニック院長、北里研究所バイオイアトリックセンター研究室長、オーストラリアシドニー・セントヴィンセント病院リサーチフェロー、富山国際伝統医学センター次長、富山大学和漢医薬学総合研究所未病解析応用研究部門客員教授を経て、2011年より帝京平成大学ヒューマンケア学部&東洋医学研究所未病研究部門 教授。浦田クリニック統合医療研究所 所長。日本アーユルヴェーダ学会理事。日本ヨーガ療法学会理事。日本東方医学会会長。日本東洋医学会会員。日本補完代替医療学会理事。日本温泉気候物理医学会評議員&温泉療法専門医。日本統合医療学会理事。

ゴールドメダル受賞(1993年・インド・グラジャラード・アーユルヴェーダ大学)社会文化功労章受章(1999年・日本文化振興会)。著書『アーユルヴェーダとヨーガ改訂第2版』(2010年/金芳堂)『インドの生命科学アーユルヴェーダ』(1994年/農文協)『なぜ人は病気になるのか』(1994年/出帆新社)『アーユルヴェーダ入門』『アーユルヴェーダ・カフェ』(2010年/地球丸)など多数。

  日時:平成24年4月22日(日)午前9時半受付 午前10時から午後4時

 

  *午前9時00分から9時30分まで、認定ヨーガ療法士会大阪定期総会を開催

 

  対象:講演会は興味関心のある方であればどなたでもご参加いただけます。

 

  *認定ヨーガ療法士会大阪定期総会につきましても、どなたでもご参加いただけます。

 

  会場:日本ヨーガ・ニケタン関西支部(阪神武庫川駅下車徒歩約10分)

 

       (兵庫県西宮市小松西町1-3-16 TEL0798-48-0628

 

  参加費:5,000 受付中です  

  早 割:3,900円 終了しました

  ※3月15日までにお申込、入金いただいた方が対象です。

  締切日:4月16日(月)締切しましたがまだお申込いただけます 

  ※参加費の入金確認後、参加証をメール、FAX及び郵送にてお送りいたします。

  ※当日の昼食は各自ご用意願います。  

 

問い合わせ先>  電話:   06‐6323‐7267(認定ヨーガ療法士会大阪事務局)

 

◇会場(日本ヨーガ・ニケタン関西支部)のご案内◇

 

日本ヨーガニケタン関西支部のアクセス     阪神電車「武庫川」駅下車(急行停車)徒歩約10

     阪神電車「鳴尾」駅下車(普通停車) 徒歩約10

 

     ●大阪方面から

     ・阪神電車「梅田」駅から三宮方面の急行乗車(武庫川駅下車)

     又は三宮方面の特急に乗車し「尼崎」駅で普通に乗換

     ・阪神「なんば」駅から

      三宮方面の急行乗車(武庫川駅下車)

     又は三宮方面の特急に乗車し「尼崎」駅で普通に乗換

     ●神戸方面から

     ・大阪方面の急行乗車(武庫川駅下車)

    又は大阪方面の特急に乗車し「甲子園」駅で普通に乗換

 

*お申込みいただきました個人情報は、認定ヨーガ療法士会大阪定期総会(上馬塲和夫先生講演会)に関わることのみに使用させていただきます。その他の目的で使うことは一切ございません。

 

お問合せ・お申込み先(認定ヨーガ療法士会大阪 事務局)

533-0023 大阪市東淀川区東淡路3-3-36 ふうや内観研修所内

電話:06-6323-7267 Fax06-6325-8615 e-mailinfo@fuya.jp

吹田の神田マタニティクリニック分院にて、同会の認定ヨーガ療法士である岩田昌美先生による『婦人科ヨーガセラピー』が4月より開始されます。

毎月第1水曜日10時30分からです。料金は1,600円、予約はお電話です。

下記のURLもご参照ください。

http://www.kanda-mc.com/index.html

大阪の統合医療センターでヨーガ療法を行うことになりました。

北田辺の統合医療センター「春田クリニック」にて、同会の認定ヨーガ療法士である岩田昌美先生、布施多美恵先生、戸田ひろみ先生のケアリングメンバー3名体制で行います。

詳しくは下記のURLをご参照ください。

http://www.geocities.jp/japan_cyt/ytic.html

お世話になっております。認定ヨーガ療法士会大阪事務局です。

 同会発行のニュースレター第5号につきまして、下記の通り発刊させていただきますので、ご活用いただけましたら幸いです。

 

 ニュースレター第5号(2012.3)はこちら NEW!

 

 どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

※ニュースレター配信ご希望の方は事務局までお知らせください。また、携帯電話のアドレスにてお伝えいただいておられる方で、パソコンメールをお持ちの方は、お手数ですが事務局までご一報くださればそちらの方にお送りさせていただきます。配信停止ご希望の方は事務局までご一報ください。

終了致しました。多数の方のご来場ありがとうございました

 

日本統合医療学会阪奈支部ヨーガ部会定期総会 11/6(日)クレオ大阪北

久保千春先生(九州大学病院院長)

木村慧心先生(日本ヨーガ療法学会理事長)特別講演会

  

こころと身体の結びつきから見た内観

久保千春先生(九州大学病院病院長)

 

 私たちは学校、職場、家庭などの生活環境によって、さまざまなストレスを受けています。又、児童、思春期、青年期、成人期、老年期などの各ライフサイクルに応じたストレスに直面しています。

 

1.ストレスに対する心身の反応

 光・音などの物理的ストレス、薬やアルコールなどの化学的ストレス、対人関係などの心理社会的ストレスは視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚などの五感を介して、細菌やウイルスなどの生物学的ストレスは免疫系を介して心身に影響を及ぼします。ストレスに対する生体の反応は、ストレスの強さや持続時間と受け止める側の心理的、身体的要因によって異なります。ストレスによって体の反応や感情の反応が起こります。体の反応は、神経・内分泌・免疫系の反応と、循環器、呼吸器、消化器などの各臓器に特有の反応が起こります。その結果、精神状態にも影響を及ぼします。また、ストレスによって不安、怒り、悲しみなどの感情の反応も起こり、これらの感情は身体状態にも影響を及ぼします。

 

2.ストレスによって起こる病気

 ところで、適度なストレスは、体の抵抗力を高めることもあります。しかし、東日本大震災にみられるような多くのストレスが一度に起こったり、長期間持続するような場合は、免疫能が低下し、感染症にかかりやすくなったり、アレルギー疾患や自己免疫疾患の増悪につながります。さらに、胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、頭痛、高血圧、気管支喘息、神経性食思不振症、過食症、自律神経失調症などの様々なストレス病が生じたりします。ストレスはまた、食事、睡眠、運動、休養などの生活習慣にも影響を及ぼし、肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病をひきおこします。

 

3.ストレス対処

 ストレスの対処としてはまずストレスを自覚し、原因を明らかにすることです。そして自分で対処できるか否かを見極めます。家族や代理者の支持も重要です。ストレス対処法は?ストレス場面を避ける。?適度に発散をする。?ストレス耐性をつけることです。発散やストレス耐性はリラクセーション法を身につけることです。リラクセーション法としては、スポーツ、マッサージ、音楽、絵画、芳香、温泉などさまざまなものがあります。これらは健康増進だけでなく、病気の予防や治療にも用いられます。さらに、適度な食事や運動、規則正しい睡眠などの生活習慣は、ストレス対策の基本です。

 

. 心療内科での治療と内観

 心療内科での治療は、身体療法、向精神薬などの薬物療法、生活指導および面接による支持的療法(カウンセリング)が基本です。治療者は患者の話によく耳を傾けること(傾聴)が必要です。その際、患者を批判することなく、患者の立場になって、その苦悩を人間的に理解しようとすることが大切です。ことばの背後にある感情に焦点を合わせ、特に不安、緊張、イライラ、不満、怒り、悲しみ、失意、無力感など、抑圧されていた感情のエネルギーの発散が行われるようにします。

 さまざまな心身の症状の背景に幼少時の過酷な生育歴や家族に対するネガティブな感情との関連が考えられる場合、内観療法は有効な治療法です。内観療法が有効な症例について紹介します。

 

心身医学としてのヨーガと内観

木村慧心先生(日本ヨーガ療法学会理事長)

 

1)はじめに:ヨーガは本来、医学や心理学とは異なる分野としてヒマラヤの地で発達してきた。しかし、変化の激しいストレス社会に突入した国々を中心にしてヨーガの自己制御法が徐々に普及してきている。近年特に、インドや中国でのヨーガ普及が行われている。インドにおけるヨーガ普及とは、と思う人もいるだろうが、元々インドでは一般人がヨーガの諸技法を行じるなどなかったのが、著しい経済発展が為されている現在、心身状態の異常事態を感じるインド人達がその健康維持の為にヨーガに救いを求め始めているわけである。

 

2)伝統的ヨーガとヨーガ療法によるストレス対処法:伝統的ヨーガは、ヒマラヤに住するヨーガ行者たちの間で伝承されてきた自己(真我/アートマン)発見法であり、元来は健康法ではない。しかし、ストレス社会の中で自己存在を見失う人々にあっては、自己存在の意味が問われ、同時に不動なる自己確立が求められている。こうした社会的ニーズを受けて、伝統的ヨーガは医学や心理学分野と連携して、互いの専門分野を尊重し合うヨーガ療法として、普及され始めたわけである。

 

3)ヨーガによるストレス対処法:古来ヨーガ行者たちは、衣食住に関係するストレス過多の生活環境下にあるヒマラヤ山中に住して来ているにもかかわらず、不思議と超人的な長寿を生きたと言われてきている。その長寿の秘訣の一要素として考えられるのが、自己客観視である。ここにおける自己存在とは、例えば現代的な言葉で説明するならば、?社会的次元の自己 ?肉体的次元の自己 ?感覚次元の自己 ?知性・感性次元の自己 ?顕在・潜在的記憶次元の自己、ということになる。古来ヨーガ行者は、これらの各次元の自己存在を真の自己存在/真の我(真我・アートマン)ではないものとして客観視する八部門の諸技法を開発して、後世に残してくれている。これらの諸技法を一般人でも簡便に実習できるように造り替えて、更に既に心身相関疾患を発症している人達までもが実習可能であるようにさせたものが、ヨーガ療法として活用されている。伝統的ヨーガも、その応用編としてのヨーガ療法も、一言で言うならば真の自己存在を改めて客観視する内観なのである。

 

4)東日本大震災で活用されたヨーガ療法:(社)日本ヨーガ療法学会では311日に発生した東日本大震災で被災した多くの人々の為に、緊急支援活動が一応収まった3月末より、東北3県を中心に首都圏も含めて、避難所等で暮らす人々やその支援活動に当たる人々を対象に、ヨーガ療法指導を行ってきている。ヨーガ療法指導は必ず避難所の管理責任者を通して行われているが、津波で家族や全財産を失った人々や放射能事故により帰宅できない人々を対象に現在でも行われている。この際に駆使されるヨーガ療法技法は、失われてしまったものという外物を調べるのではなく、自己の内なる諸状態を客観視するヨーガ療法技法である。本シンポジウムにおいても、そうしたストレス過多の状態にある被災現場でも沢山の人々に支持されているヨーガ療法指導のエヴィデンスと指導法の一部を紹介したい。

 

【日時】  平成23年11月6日(日)午後1時から4時(午後0時より受付開始)

【会場】  クレオ大阪北 大ホール (電話:06-6320-6300

阪急淡路駅より南東へ徒歩10分 詳しい地図はこちら

【対象】   関心のある方でしたら、どなたでもご参加いただけます

【会費】  3,000円(11/1締切)*定員(300名)になり次第締め切らせていただきます

 

【申込方法】参加をご希望される方は、必要事項(氏名、住所、連絡先等)を書面にご記入の上、事務局までFAX(06-6325-8615)又はメール(info@fuya.jp)にてお申込み下さい。お申込後は会費(3,000円)を下記の振込先まで納入願います。

申込フォーム(こちら)からもお申し込みいただけます。

【振込先】 ゆうちょ銀行総合口座  <記号番号:14030-61989581

<または、>店名:四〇八(読み:ヨンゼロハチ) 店番:408 

預金種目:普通預金   口座番号:6198958

 (<両口座とも> 振込先名義:認定ヨーガ療法士会大阪)

 入金確認後、チケット(参加証)をメール及び郵送にてお送りいたします。

日本ヨーガニケタン関西支部ではチケットをご購入いただけます。

 

【お問い合わせ】日本統合医療学会阪奈支部ヨーガ部会事務局(ふうや内観研修所)

大阪市東淀川区東淡路3-3-36(阪急淡路駅東口徒歩約7分/クレオ大阪北より徒歩3分)

電話:06-6323-7267 Fax06-6325-8615  e-mailinfo@fuya.jp  http://fuya.jp

 

<プログラム>

 午後0     -1時    受付

 午後1     -110

開会の辞   竹林直紀先生(日本統合医療阪奈支部/ナチュラル心療内科院長)

  午後110-210分  

特別講演1「こころと身体の結びつきから見た内観」

講師:久保千春先生(九州大学病院院長)

座長:黒川順夫先生(黒川内科院長)

 午後210-250

質疑応答(質問シート方式)

*巽信夫先生(日本内観学会理事長)による指定発言を予定しておりましたが、体調の問題により参加をご辞退されたため、スケジュールを変更いたしました。ご了承ください。

午後250-3時    休憩

午後3     -4

特別講演2「心身医学としてのヨーガと内観」

講師:木村慧心先生(日本ヨーガ療法学会理事長)

座長:竹林直紀先生(ナチュラル心療内科院長)

 

<講師プロフィール>

・久保千春(くぼちはる)

九州大学病院院長。日本内観医学会会長。日本ヨーガ療法学会顧問。

九州大学医学部卒業。1982年米国オクラハマ医学研究所に留学。1993年九州大学医学部心療内科教授、同大学院医学研究院心身医学教授を経て、2008年より九州大学病院院長。

日本心身医学会理事長、日本心療内科学会理事、など多数の学会役員を兼任。

専門領域は心身医学、アレルギー学。

・木村慧心(きむらけいしん)

日本ヨーガ療法学会理事長。米子内観研修所所長。

東京教育大学理学部卒業。その後、京都大学にて宗教哲学を、インドカイバルヤダーマ・ヨーガ大学にてヨーガ療法を学び、スワミ・ヨーゲシュワラナンダ大師に師事しラージャ・ヨーガ・アチャールヤとなる。75年米子内観研修所開設。80年日本ヨーガ・ニケタン開設。03年日本ヨーガ療法学会設立。現在、ヨーガ療法研究/普及活動に従事。

 

<会場のご案内>

大阪市立男女共同参画センター北部館(クレオ大阪北)大ホール

大阪市東淀川区東淡路1--21(阪急淡路駅徒歩10分)

電話:06-6320-6300  FAX06-6320-7575 

 

 

クレオ大阪北へのアクセス

■JR「新大阪駅」東口より タクシー乗車(約10分)

■阪急京都線・千里線(地下鉄堺筋線乗り入れ「淡路」駅下車

東出口から南東へ徒歩約10

■市バス「東淡路1丁目」下車徒歩約3

●「大阪駅前」から37号系統「井高野車庫前」(約15分おきに運行)

●「歌島橋バスターミナル」から93号系統「井高野車庫前」(阪急十三、地下鉄西中島南方経由)行

 

*阪急淡路駅からの地図(PDF)はこちら

≪大阪駅から≫ 

阪急梅田駅より阪急京都線(河原町方面)・千里線(北千里方面)にて淡路駅下車。

≪京都方面から≫

阪急京都線(大阪方面)にて淡路駅下車(特急、快速急行停車※快速特急は通過)。

≪奈良方面から≫

JR大和路快速(大阪方面)にて新今宮駅乗換。地下鉄(堺筋線)にて淡路駅下車。

≪和歌山方面から≫

JR紀州路快速(大阪方面)にて大阪駅乗換。阪急京都線(京都方面)・淡路駅下車。

≪東京/名古屋方面から≫ 

大阪方面の新幹線にてJR新大阪駅下車、東口よりタクシー乗車(10)

≪岡山/福岡 方面から≫ 

東京方面の新幹線にてJR新大阪駅下車、東口よりタクシー乗車(10)

≪北 陸方面から≫

JR特急サンダーバードにて大阪駅乗換。阪急京都線(京都方面)にて淡路駅下車。

≪飛行機でお越しの方≫

大阪国際空港(伊丹)からモノレールで山田駅乗換。阪急千里線にて淡路駅下車。

 

【宿泊の方】会場へはJR新大阪駅、又はJR大阪駅、地下鉄江坂駅周辺からのアクセスが便利ですので、その周辺でのホテルに宿泊されることをお勧めします。下記を参考にご予約願います。

東横インホテル系列

新大阪駅東口(tel:06-6160-1045/シングル5,980円-)

新大阪中央口(tel:06-6305-1045/シングル5,980円-)

梅田中津  (tel:06-6379-1045/シングル6,480円-) 

大阪梅田東  (tel:06-6313-1045/シングル5,500円-)

スーパーホテル系列 

新大阪駅東口 (tel:06-6320-9000/シングル6,180円-) 

御堂筋・江坂(tel:06-4861-9000/シングル5,670円-)

 

日本統合医療学会阪奈支部ヨーガ部会事務局

533-0023 大阪市東淀川区東淡路3-3-36 ふうや内観研修所内

 電話:06-6323-7267 FAX06-6325-8615  メール info@fuya.jp

 

終了致しました。多数の方のご参加をいただき、ありがとうございました。

 

 日本統合医療学会阪奈支部ヨーガ部会自主研修会(会場:日本ヨーガ二ケタン関西支部)

 

  黒川順夫先生(黒川内科院長)講演会ご案内

 

-森田療法からみた「パニック障害」および「対人恐怖症(社交不安障害)」のちがいについて-

 黒川順夫先生(黒川内科)

 日本統合医療学会阪奈支部ヨーガ部会の自主研修会としまして、黒川内科(大阪府豊市)院長の黒川順夫先生をお招きして講演会及び質問会を開催いたします。

黒川順夫先生は和歌山県立医科大学を卒業後、九州大学医学部心療内科医局長を勤めておられまして、日本の心療内科を創立された九州大学の池見酉次郎先生の許で直接学ばれました。ヨーガ療法の核であります心身医学や心身症に対する豊富な知識と臨床経験をお持ちの先生です。元々摂食障害がご専門で、「黒川入院体重設定療法」を提唱され、また以前提唱された「主人在宅ストレス症候群」が近年マスコミで脚光を浴びました。

当日はパニック障害及び対人恐怖症を中心にご講演いただきます。後半には質問シートを用いた質問会を行いますので、ぜひこの機会をご活用下さい。  (黒川順夫先生のご紹介はこちら

 

◆講演内容◆

森田療法を実施する場合、「パニック障害」と「対人恐怖症(社交不安障害)(以下、「対人恐怖症」と表現する)とは区別して実施するべきである。前者は外出不安、乗物恐怖などで生命の危機に対する不安である。後者は緊張して赤面、発汗、声や体のふるえなどを生じた場合、社会的、対人的にどう思われているかが不安材料である。したがって「パニック障害」では外出不安や乗物不安があっても歩行や乗車が出来ることがgoalである。これは演者が実施している「歩行訓練療法(森田療法変法)」が有効である。機会を得ると「頓悟(急に悟って治ること)」もある。一方「対人恐怖症」は自分の症状や悩んでいることを「告白」することが大切である。しかし根底に「好かれたい」気持ちがあるので若い時は容易にその心境に達しない。この場合、ビクビク、ハラハラしながらも地道に努力し、人から良好な評価を得ることが先決である。その後、自分の悩んできたことを大ぴらに「告白」することである。その時、悩むべきことではないと悟るのである。この場合ゆっくり悟って行くので「漸悟」である。両者とも体得であり、治った状態は同じ心境と考えられる。主人在宅ストレス症候群

 

...私がお薦めします!(木村慧心先生・日本ヨーガ療法学会理事長)...

黒川先生の黒川内科は関西でヨーガ療法を医療現場に取り入れている数少ないクリックです。現在、ヨーガ療法は統合医療の一つとして組み入れられ、全国各地で医療の専門家との連携が図られています。今後、関西在住の認定ヨーガ療法士の方々も医療機関の専門家との連携が不可欠になると思います。その一環として、関西在住の心身医学界で大変著名な黒川先生の講演を直接聞けるまたとない機会です。当日は私も参加させていただきますので、認定ヨーガ療法士の方や、YIC及びYTIC受講中の方も是非、ご参加下さい。

 

 

 日時  2011年9月18日(日)午後2時受付開始 午後2時半から午後4時半まで

          1.基調講演(午後2時半から午後3時半)2.質問会(午後3時半から午後4時半)

 場所  日本ヨーガ・二ケタン関西支部  電話 0798-48-0628

 

日本ヨーガニケタン関西支部 対象  興味のある方でしたらどなたでもご参加いただけます。

参加費 2,000円

申込締切日  定員(100名)になり次第締め切らせていただきます。

 

 参加をご希望される方は、お申込書(こちら)に必要事項をご記入の上、FAXまたはメールにてお申し込みください。

 <お申込先> FAX:06-6325-8615 メールアドレス info@fuya.jp

申込フォームこちらからもお申し込みいただけます。

お申込み後は参加費(2,000円)を速やかに下記の口座まで納入願います。

<振込先> ゆうちょ銀行総合口座 1403061989581

     (振込先名義:認定ヨーガ療法士会大阪)

店名:四〇八(読み:ヨンゼロハチ)店番:408

預金種目:普通預金  口座番号:6198958

入金確認後、チケットをお送りします。なお、日本ヨーガ二ケタン関西支部でもお申込を受付いたしますので、下記の申込書に参加費(2,000円)を添えてお申込み下さい。引き換えにチケットをお渡しいたします。

 

2011年5月1日    

申込先  日本統合医療学会阪奈支部ヨーガ部会事務局

533-0023 大阪市東淀川区東淡路3-3-36 ふうや内観研修所内

     電話:06-6323-7267 FAX06-6325-8615  メール info@fuya.jp

 日本内観学会主催の第23回内観療法ワークショップ(和歌山)が10月29日(土)30日(日)に和歌山市のビッグ愛にて行われます。

 日本ヨーガ療法学会理事長の木村慧心先生にも、10月30日(日)午前のメインシンポジウムのパネリストとしてご講演いただきます。

 詳細は下記をご覧ください。PDFファイルはこちら

 お問合わせは運営事務局(和歌山内観研修所 担当:藤浪宏典)まで。

 電 話:073-476-1871  FAX:050-7100-0016

 メール:info@naikanws-wakayama.com

 第23回内観療法ワークショップ(和歌山)1

第23回内観療法ワークショップ(和歌山)2

 長谷川正子先生 

      長谷川 正子 先生 

  

 このページでは認定ヨーガ療法士会大阪に所属されている認定ヨーガ療法士の方をご紹介させていただきます。

 今月は認定ヨーガ療法士の長谷川正子先生です。長谷川先生は二十代後半にヨーガと出合われました。それから、二〇〇五年に日本ヨーガ・ニケタン主催のヨーガ・インストラクターズ・コース(YIC)を受講、二〇〇八年にヨーガ・セラピスト・コース(YTIC)を卒業されました。

代からひどい肩こりに悩まされていました。頭痛と吐き気そして精神まで病んでいたと思います。二十代後半にヨーガと出会い、まず肩コリが楽になり、無かった体力が付いてくると気力も充実してきますし、顔も『にこやかになったね』と他人から言われる様になりました。

このヨーガを自分の物とするには指導の立場を目指して勉強していく方法が良いと考え指導コースに入って週五日、体と向き合う日々を送るようになってから三十五年になりました。

その間、沖ヨーガ系の先生、佐保田系の先生、アイアンガーヨーガ、と色々な先生に御縁があって勉強の機会をいただきました。

二〇〇五年ヨーガ・ニケタンでの勉強の場をいただく事となり、今までにあまりなかったアサーナ以外の部分を教えていただいていると、教室で行っているアサーナが何の為のアサーナであるのかとか、また自分自身を内観する宿題をするうちに外からの衝撃に対して、心が大きく揺れなくなってきたことに気づくなどの成長が有り、インドへ二週間の修行に行かせていただいたりして、二〇〇八年YTICを卒業しました。

私がヨーガを続けたことの基にあるのは、ヨーガは素晴らしい!!ということで、どの先生から教えていただいたヨーガも私にとって大切な財産となっていて、それを教室でおすそ分けできたらいいかと思っています。

 ぜんそくの人、腰痛の人、更年期の人、色々な人が来られますが、その都度、頭をフル回転させて喜んでいただける様に、又そこから自分が勉強させていただける事に感謝してこれからも学びながら、ヨーガの良さを伝えていきたいと思います。

ヨーガは初めての人にも十年選手にも同様の恩恵を与えてくれますので、無理せず続ける事によって、心身共に自分自身を認識出来、気付きが出来る様になる事を伝えていきたいと思いますし、私自身その恩恵に感謝する毎日です。

 多くの人々が健やかに幸せにすごせますように。

 合掌

 

ヨーガ教室の様子(長谷川正子先生)のサムネール画像

 長谷川正子先生、ありがとうございました。


◇長谷川正子先生開催ヨーガ教室のご案内◇

 

阿倍野区晴明ヶ丘南会館

火曜 14:00-16:00(月4回)

水曜 19:00-21:00(月4回)

木曜 10:00-12:00(月4回)

土曜 10:00-12:00(月3回)

 

住吉区万代東会館

 水曜 10:00-12:00(月4回)

 

アベノベルタ前 舎林

      火曜 10:00-12:00(月4回)

 

連絡先(長谷川正子先生) 電話:06-6678-5919

           メールアドレス:ma_chan.2304@softbank.ne.jp

西本和子先生 

            西本和子 先生 

      ((いづみ)ヨーガ&ヨーガ・セラピー

 

 このページでは認定ヨーガ療法士会大阪に所属されている認定ヨーガ療法士の方をご紹介させていただきます。

 今月は日本ヨーガ療法学会の理事であり、認定ヨーガ療法士会大阪の監査でもあります西本和子先生です。西本先生は1978年、ヨーガに入門されました。1980年にヨーガ講師になられ、1990年にヨーガ・インストラクターズ・コース(YICC)卒業、1995年には日本マタニティ・ヨーガ指導者に認定された後、2003年にヨーガ・セラピスト・コース(YTIC)を卒業されました。

現在は日本ヨーガ療法学会認定ヨーガ療法士、日本マタニティ・ヨーガ協会インストラクターとして、(いづみ)ヨーガ&ヨーガ・セラピーを主宰しておられます。

 33年前、はじめて10回コースのヨーガクラスに参加しました。2・3回のレッスンで、これは一生行うものだと感じました。一生続けて行うには相当しっかり勉強をしなければ、自分一人でヨーガをすることは難しいと思いました。

 

ヨーガ教室の様子1(西本和子先生主催)そんな時、先生に『教室を手伝ってくれないか?』と言われました。もともと、人の前で話すなどと言うことの苦手な私は、ちょっと躊躇しました。でも、お人に理解していただけるよう伝えるには、自分自身がきちんと理解していないと伝えられない。指導すると言うことは、よりいっそう深い勉強になると思い、ヨーガ教室のお手伝いを引き受けることにしました。その後、自分は指導者として向いていないのではないかと何度も壁にぶち当たりました。しかし、ヨーガの勉強をすればするほど、ヨーガの体操、呼吸法、瞑想、ヨーガの考え方とヨーガの良さにどんどん惚れ込んで行きました。89年から2年間ヨーガ・セラピーの講座をインドのヴィヴェーカナンダ・ケンドラ(VYASA)のスリーナム先生から受講しました。講習も終わり、最後の症例作りを、と思ったそんな時、サリン事件が起こりました。「これは、あかんわ!」と気持ちがプッツンと切れてしまいました。

その後、木村先生の日本語によるYICCの講座がヨーガ・ニケタン関西支部で始まり、聴講しました。そこでは、毎回宿題としてテーマが与えられ、それに対して自分の体験から、自分自身の心の奥底にあるものを分析し、レポートとして提出する。この作業は自分自身を見直すことができ、自分でも気づかなかった、本来の自分を知ることができ、自己成長につながると思い、新たにYICC、YTICを受講し直し、大阪第1期YTICを卒業しました。そしてヨーガ療法士としてヨーガ教室を続けています。人生において、大変な出来事に遭遇した時、その都度、ヨーガに出会い、ヨーガを続けて来てよかったと思います。こんなに素晴らしい体系のヨーガ療法を一人でも多くの方に知って頂きたく、日々努力したいと思っています。一人でも多くの方の人生のクオリティ・アップにつながることを願っています。今年の1月のカレンダーの言葉に「生涯修行。臨終停年。」とありました。正しくこれだと思いました。私の生涯の目標は、微笑んで、『皆さんありがとう!』と言って、逝けるような、穏やかで、強い精神を養いたいと思っています。

 

ヨーガ教室の様子2(西本和子先生主催)

 西本和子先生、ありがとうございました。


◇西本和子先生開催ヨーガ教室のご案内◇

 

大阪市立阿倍野市民学習センター 

月・木 1000-1200 月4

 

大阪市立城東区民ホール3月・9月申し込み)

 1000-1200  1300-1500

 

大阪市平野区喜連瓜破 浜田病院 マタニティ・ヨーガ

       金 1030-1200

 

連絡先(西本和子先生) 携帯電話 090-3033-0486

            メールアドレス  k.n_rama91521deviezweb.ne.jp

ニュースレターはこちらPDFがダウンロード出来ます)

 

認定ヨーガ療法士会大阪ニュースレター 第2号

 

<暑中お見舞い申し上げます!>

 

認定ヨーガ療法士会大阪  幹事長 澤憲一

 日本ヨーガ療法学会第9回研究総会

連日の猛暑が続いております。暑さに負けず、皆様は元気にお過ごしのことと存じます。認定ヨーガ療法士会大阪ニュースレター第2号をお届けいたします。

先月の6月25日(土)は札幌プリンスホテルにて日本ヨーガ療法学会の第9回研究総会が開催されました。私は所用のため残念ながら不参加だったのですが、盛会だったようですね。参加者の皆様、本当にご苦労様でした。

 

さて、9月18日(日)に日本ヨーガニケタン関西支部にて黒川内科の黒川順夫先生の講演会が開催されます。当日にはヨーガ修行会(7:00-10:00)が開かれますので、終了後、そのままご参加いただけます。ご講演に加えて質問会も実施されまして、木村慧心先生もご参加いただける予定です。両先生のコラボレーションも楽しみですね!まだまだ余裕がありますので、どうぞお誘い合わせの上、お申込ください。詳しくは事務局まで。

 

日時  9月18日(日)午後2時受付開始 午後2時半から午後4時半まで

     1.基調講演(14:30-15:30)2.質問会(15:30-16:30

 場所  日本ヨーガ・二ケタン関西支部 (同支部でもチケットを絶賛発売中です

 対象  興味のある方でしたらどなたでもご参加いただけます。

参加費 2,000円  定員 100名

*詳細はこちら

 

これから夏本番!皆様のご活躍をお祈り申し上げます!

 

ニュースレターはこちらPDFがダウンロード出来ます)

 

発行・お問合わせ先 (認定ヨーガ療法士会大阪 事務局)

533-0023 大阪市東淀川区東淡路3-3-36 ふうや内観研修所内

電話:06-6323-7267 Fax06-6325-8615 e-mailinfo@fuya.jp

内観ワークショップ感想文

建沼 里奈(認定ヨーガ療法士/高知ヨーガ研究会)

 

白石先生と初めてお会いした時、優しく柔らかい表情の中に、鋭い眼力を感じて背筋がピンとなるような緊張感がありました。

講義の中では、トレーニング中の選手を見ると、コンディションの良し悪しだけでなく、その選手があと何回チャレンジすれば出来るようになるということも分かると言われていたのには驚きました。

人を見る目は簡単に養えるものではなく、たくさんの経験を積み重ねることも必要だと思いますが、私達ヨーガ療法士は、周囲の人々との関わり合いの中やヨーガ療法指導において、相手が今どういう状態で何が必要なのかを正確に理解できるようにならなくてはならないと改めて感じました。直接的に相手に何かすることは無かったとしても、心が寄り添うことが出来るだけでも大きな影響を与えるかもしれません。

そして、目標を設定したら、その途中段階での目標も具体的に細かく立てる必要があるという言葉も深い反省と共に心に残りました。よくよく考えてみると、会社の中での仕事に関しては細かく計画を立てて実行するという流れがありますが、自分のプライベートのことに関しては、心の赴くままに漠然と神様を信じてヨーガの道を歩んでいくことしか考えておらず、細かく目標を立てていなかったのです。

他者を理解することが出来るようになりたいと思う前に、先ずは自分のことを正確に理解するように努めて行きたいと思います。

白石先生は私達にも集中内観を経験することを勧めて下さっていました。私自身はまだ集中内観を経験したことはありませんが、自分を知るためにも身調べを集中して行う時間をとりたいと思いました。集中内観は"百聞は一見にしかず"のようです。ライフステージによって、環境や立場も大きく変化していきますが、時に集中内観を行うことは、心の調和をもたらしてくれるのではないかと思います。

皆様の心に平和と調和を。

今回、このような学びの機会をいただき、心から感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

講師接待係として大活躍の建沼さんと米澤さん建沼里奈さん(右)と司会の米澤紗智江さん(左)

(日本ヨーガニケタン関西支部にて)

 内観セミナー印象記

米澤 紗智江(認定ヨーガ療法士会兵庫)

 

5月1日、ヨーガニケタン関西支部にて、認定ヨーガ療法士会定期総会兼ふうや内観研修所内観ワークショップが開催されました。今回のワークショップでは、福島大学人間発達文化学類教授であり、日本を代表するトップアスリートにもメンタルトレーニングを行っておられる白石豊先生がご講演くださいました。

 

 講演会当日はあいにくの雨模様だったにも関わらず、当初の定員100名を大幅に上回る150名余りの来場者があり、会場も熱気に溢れていました。質疑応答も含めると約6時間と長時間の講義でしたが、時々笑いで会場を沸かせながらの先生の話に引き込まれ、あっという間に時間が過ぎていきました。

 

 白石先生は2009年のヨーガ療法学会第7回研究総会の教育講演でもお話しくださいましたが、その時は時間も限られていたため「もうちょっと詳しく聞きたかったな」というところで終わってしまいました。しかし今回は1日のワークショップということで時間がたっぷりあり、先生も心なしか余裕のあるゆったりとしたお話ぶりで、ひとつひとつのトピックを丁寧に掘り下げてお話しくださいました。

 

 今回の講演会では「感情コントロール法としての内観」と題して、先生がヨーガや内観などの東洋の智慧をどのようにメンタルトレーニングに応用しているか、具体例やVTRを交えながらとても興味深いお話を聞かせてくださいました。

 

 第1部では「私のメンタルトレーニング小史」というタイトルで、先生がメンタルトレーニングや、ヨーガ・禅といった東洋の思想に出会うまでのいきさつ、コーチとしての成功や挫折の経験などについてのお話でした。第2部では「メンタルトレーニングの実際」というタイトルで、実際先生がメンタルトレーニングをしておられる方法をお話くださいました。先生が行っておられるメンタルトレーニングの方法をお聞きして非常に感動したのが、ヨーガや禅といった東洋の智慧、例えば姿勢や目線、表情の作り方やセルフトーク(自分自身への言葉かけ)の仕方、物事の捉え方などが、とても具体的にメンタルトレーニングに活かされているということでした。

 

 先生が紹介してくださったメンタルトレーニング中で1つ「プレッシャーの克服法」をご紹介したいと思います。

 

【プレッシャーの克服法】
1.まず、プレッシャーがかかったときの自分はどんな状態か(生理反応)を知る
  足のふるえ、視野が狭くなる、頭がボーっとする など

2.プレッシャーの正体を見極める
  そのプレッシャーは、自分
変えられるものなのか、変えられないものなのかを分類する
   ・・・天気や人、交通機関の乱れや場所などの「外側からのプレッシャー」か
     それとも、失敗への不安や自身の欠如など「内側からのプレッシャー」なのか

3.外側からのプレッシャーは、受け入れる
  変えられない要因についてどうこう思っても仕方がないので、受け入れる・いっそのこと    好きになってしまう
 
4.内側からのプレッシャーは、
感情をコントロールすることで制御する
  感情コントロールのヒント
  ・客観視する(緊張や不安がやってきたら「きたぞきたぞ」と心の中で実況中継してみる)
  ・Emotion(感情)をコントロールしたければ、まずはMotion(行動)をコントロールする
  例)まずはしぐさ、表情、目線、言葉を変えれば、そこに感情がついてくる


 また、今回は内観ワークショップということもあり、内観の重要性についてのお話もありました。実際に白石先生も、また先生のご家族も全員集中内観を受けたご経験があり、またメンタルトレーニングの中でも選手に集中内観を受けさせることがあるようです。私自身も以前に集中内観を受け、価値観・人生観が大きく転換する貴重な経験をさせていただいたのですが、改めて幅広い分野で内観というものが効果を発揮することを感じました。

 

 質疑応答の時間では、実際にスポーツ指導や教育の現場に従事されている参加者の方々からの質問が相次ぎ、それに対して白石先生からのアドバイスは非常に分かりやすく具体的で、非常に有意義な学びの場となりました。

 

 最後に、白石先生には3月11日の東日本大震災の被災地である福島から、大変な状況であるにも関わらず講演会に駆けつけていただきましたこと、非常にありがたく感じました。私自身もヨーガ療法士として、臨床の場でヨーガや内観の智慧を上手く実践していけるよう励みたいと改めて思った今回の講演会でした。

 

白石豊先生と認定ヨーガ療法士会大阪スタッフと記念撮影終了後に白石豊先生と認定ヨーガ療法士大阪スタッフと記念撮影

(後段右から三人目に白石豊先生、後段左端に米澤さん)

黒川順夫先生のご紹介

黒川順夫(ノブオ)先生は、1942年生まれで、和歌山県立医科大学卒業後、九州大学において心療内科の基礎を築きあげた池見酉次郎先生の直弟子として学ばれました。1975年には医学博士号を取得され、九州大学医学部心療内科医局長、大阪労働衛生センター第一病院心療内科部長などを歴任され、大阪府豊中市で1983年から黒川内科を開業されています。黒川内科は、当時全国的にも極めて珍しい心療内科専門の医院で、まさしく心療内科の草分け的存在でした。現在は、日本心身医学会認定医研修指導医、認定内科医、森田療法学会認定医、日本心療内科学会理事、心療内科専門医として、まさに心療内科医のエキスパートとしてご活躍です。そのご経験を、九州大学医学部や大阪市立大学大学院の臨床心理コースで教えてこられました。

黒川先生のご功績で最も世間で知られているのは、「主人在宅ストレス症候群」を提唱されたことです。働き蜂だった会社人間の夫が定年退職後、無趣味で自宅にこもり始めることを機に、それまで外での生活を築き上げてきた妻が、夫の3食の世話や、夫からの干渉で外出を阻害されるようになり、生活リズムが崩れ、夫との関わりでストレスを極度に感じ始めることから、妻が身体疾患、心身症や抑うつ状態を示すようになった症例が日常臨床において多数認められます。これを日本心身医学会において「主人在宅ストレス症候群」と銘打って発表されたことから、1994年頃からNHKを始め民放各局や新聞各紙のマスコミが取り上げ、「たけしの本当は怖い家庭の医学」「ちちんぷいぷい」などの有名番組にも多数ご出演され、イギリスのBBC放送、ドイツのZDF放送、アメリカのワシントン・ポスト紙にも取り上げられるほどでした。

元々のご専門は摂食障害で、その病因として家族関係を重視しておられます。そのため、治療では患者ご本人の身体面心理面へのアプローチのみならず、ご家族を積極的に呼び、ご家族へのカウンセリングや家族の会への参加を促して、家族関係の改善を目指したアプローチを取っておられます。また、神経性食欲不振症のご本人が入院を拒否する傾向が強いことを利用し、「黒川入院体重設定療法」を提唱され、国際学会へも積極的に発表されています。入院設備を持たない開業クリニックで、死と隣り合わせの重度の神経性拒食症を扱っているのは、特筆すべきことです。

黒川先生は、ご自身が思春期から青年期にかけて赤面恐怖症で悩んでおられ、森田療法で克服されたご経験をお持ちです。そこで近年では、その経験を積極的に公表し、ご講演やご著書の中で、さらには診察時に赤裸々に語り、治療に役立てておられます。この度のご講演当日もきっと語られることでしょう。このようなご自身の体験と日常臨床の知見から、「パニック障害」と「対人恐怖症(社交不安障害)」の違いを提唱されています。

黒川先生の診察ポリシーは、「人は、身体のみでなく、精神も加わってできているので、ほとんどすべての病気は心身両面の影響を受けて形成されているとみて、心身両面の検査と治療が必要である(黒川内科HPから引用)」というスタンスを取っておられ、なんと1時間に4人しか予約を取らない診察スタイルを長年続けておられます。他院と最も異なる点は、心療内科専門医を他に3名おき、さらには自費部門の黒川心理研究所を開業当時から併設し、専門のインテーカー1名や心理スタッフを5名もおき、カウンセリング、認知行動療法、自律訓練法、箱庭療法、催眠、ヨーガ療法などの各種個人心理療法や、森田療法集団実践の会(タンブラーの会)、摂食障害家族の会、親子関係セミナーなどの集団療法および心理教育グループを設立当時から積極的に取り入れておられ、心理部門を心療内科における治療の主戦力の一つとして位置づけてこられました。これほど心理療法の内容を充実させ実践している医療機関は、日本国内では極めて珍しいといえます。特に、ヨーガ療法のグループが毎日開催され、個人セッション内でも毎日取り入れられている医療機関は皆無に等しいといえるでしょう。

この度のご講演は、以上のような臨床経験とご功績の上に成り立ったもので、ヨーガ療法における認知面へのアプローチには、必ずや役立つ知見が豊富に詰まっていることでしょう。

どうぞ、ご期待ください。

ニュースレターはこちらPDFがダウンロード出来ます)

 

認定ヨーガ療法士会大阪ニュースレター 第1号

 

<ニュースレターの発行を記念して>

日本ヨーガ療法学会      理事長 木村慧心

 ニュースレター第1号発行、おめでとうございます。

 日本ヨーガ療法学会が認定するヨーガ療法指導の専門家集団である認定ヨーガ療法士たちも全国で千人近くの人数になっています。

こうした認定ヨーガ療法士は極めて実践的な心身促進技法に通じていますので、本年11日に起きた東日本大震災に伴う諸々の社会事象の中にあっても、東北地方を中心に被災者の皆さんへのヨーガ療法ボランティアに活躍しています。ヨーガ療法は何も無い状況下にあっても意気消沈した人々の心身を充分に健やかに出来うる伝統的ヨーガの智慧を伝えることができるからです。こうした大阪府在住の専門家集団のニュースレターが本日ここに、はじめて発行できましたことを心よりお喜び申しあげます。

本冊子を中心に認定ヨーガ療法士たちが互いの智慧を研鑽し合い社会貢献に励まれることを願って止みまん。

 

<ニュースレターの発行にあたり>

認定ヨーガ療法士会大阪  幹事長 澤憲一

平成21年4月に、認定ヨーガ療法士会大阪が発足後、無事に3年目を迎えることができました。会員の皆さまのご協力に厚く御礼申し上げます。

発足1年目は、手探りの状態で始まり、主だった活動は出来ずに終わってしまいました。2年目に入り、本会の事業の一つであります「ヨーガ療法普及の為の事業」の一環としまして、府立精神医療センターや地域包括支援センターなどの公的機関へ働きかけるなど、少しずつヨーガ療法の普及に努めてまいりました。

もう一つの事業であります「会員相互の交流と研鑽と親睦の為の会合開催」につきましては、大阪府内の会員数が、全国で東京都、兵庫県に次いで3番目に多く、会員の方々との交流を図る機会が少なく苦慮しておりました。

そこで、会員の方々との交流と情報交換を図ることを目的に、この度、ニュースレターを発行する運びとなったものであります。本ニュースレターにつきましては、各地で行われた「研修会等の講義録」「認定ヨーガ療法士の自己紹介」「会員の方々からの情報提供」の3本柱で編集したいと考えております。特に「認定ヨーガ療法士の自己紹介」につきましては、各方面から寄せられる認定ヨーガ療法士の斡旋依頼に対応するためのデーターとしても活用したいと思いますので、事務局からの掲載依頼がありましたら、会員の皆さまのご協力をお願いします。また、会員の皆さまからの情報提供も随時受け付けしておりますので、情報があれば事務局までお寄せ下さい。今後とも認定ヨーガ療法士会大阪の活動に対しまして、ご支援、ご協力をよろしくお願いします。

 

ニュースレターはこちらPDFがダウンロード出来ます)

 

発行・お問合わせ先 (認定ヨーガ療法士会大阪 事務局)

533-0023 大阪市東淀川区東淡路3-3-36 ふうや内観研修所内

電話:06-6323-7267 Fax06-6325-8615 e-mailinfo@fuya.jp

心身医学としてのヨーガと内観

 

日本ヨーガ療法学会 理事長

木村慧心

 

1)はじめに:ヨーガは本来、医学や心理学とは異なる分野としてヒマラヤの地で発達してきた。しかし、変化の激しいストレス社会に突入した国々を中心にしてヨーガの自己制御法が徐々に普及してきている。近年特に、インドや中国でのヨーガ普及が行われている。インドにおけるヨーガ普及とは、と思う人もいるだろうが、元々インドでは一般人がヨーガの諸技法を行じるなどなかったのが、著しい経済発展が為されている現在、心身状態の異常事態を感じるインド人達がその健康維持の為にヨーガに救いを求め始めているわけである。

 

2)伝統的ヨーガとヨーガ療法によるストレス対処法:伝統的ヨーガは、ヒマラヤに住するヨーガ行者たちの間で伝承されてきた自己(真我/アートマン)発見法であり、元来は健康法ではない。しかし、ストレス社会の中で自己存在を見失う人々にあっては、自己存在の意味が問われ、同時に不動なる自己確立が求められている。こうした社会的ニーズを受けて、伝統的ヨーガは医学や心理学分野と連携して、互いの専門分野を尊重し合うヨーガ療法として、普及され始めたわけである。

 

3)ヨーガによるストレス対処法:古来ヨーガ行者たちは、衣食住に関係するストレス過多の生活環境下にあるヒマラヤ山中に住して来ているにもかかわらず、不思議と超人的な長寿を生きたと言われてきている。その長寿の秘訣の一要素として考えられるのが、自己客観視である。ここにおける自己存在とは、例えば現代的な言葉で説明するならば、1.社会的次元の自己 2.肉体的次元の自己 3.感覚次元の自己 4.知性・感性次元の自己 5.顕在・潜在的記憶次元の自己、ということになる。古来ヨーガ行者は、これらの各次元の自己存在を真の自己存在/真の我(真我・アートマン)ではないものとして客観視する八部門の諸技法を開発して、後世に残してくれている。これらの諸技法を一般人でも簡便に実習できるように造り替えて、更に既に心身相関疾患を発症している人達までもが実習可能であるようにさせたものが、ヨーガ療法として活用されている。伝統的ヨーガも、その応用編としてのヨーガ療法も、一言で言うならば真の自己存在を改めて客観視する内観なのである。

 

4)東日本大震災で活用されたヨーガ療法:(社)日本ヨーガ療法学会では311日に発生した東日本大震災で被災した多くの人々の為に、緊急支援活動が一応収まった3月末より、東北3県を中心に首都圏も含めて、避難所等で暮らす人々やその支援活動に当たる人々を対象に、ヨーガ療法指導を行ってきている。ヨーガ療法指導は必ず避難所の管理責任者を通して行われているが、津波で家族や全財産を失った人々や放射能事故により帰宅できない人々を対象に現在でも行われている。この際に駆使されるヨーガ療法技法は、失われてしまったものという外物を調べるのではなく、自己の内なる諸状態を客観視するヨーガ療法技法である。本シンポジウムにおいても、そうしたストレス過多の状態にある被災現場でも沢山の人々に支持されているヨーガ療法指導のエヴィデンスと指導法の一部を紹介したい。

こころと身体の結びつきから見た内観

 

九州大学病院 病院長 

久保千春

 

 私たちは学校、職場、家庭などの生活環境によって、さまざまなストレスを受けています。又、児童、思春期、青年期、成人期、老年期などの各ライフサイクルに応じたストレスに直面しています。

 

1.ストレスに対する心身の反応

 光・音などの物理的ストレス、薬やアルコールなどの化学的ストレス、対人関係などの心理社会的ストレスは視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚などの五感を介して、細菌やウイルスなどの生物学的ストレスは免疫系を介して心身に影響を及ぼします。ストレスに対する生体の反応は、ストレスの強さや持続時間と受け止める側の心理的、身体的要因によって異なります。ストレスによって体の反応や感情の反応が起こります。体の反応は、神経・内分泌・免疫系の反応と、循環器、呼吸器、消化器などの各臓器に特有の反応が起こります。その結果、精神状態にも影響を及ぼします。また、ストレスによって不安、怒り、悲しみなどの感情の反応も起こり、これらの感情は身体状態にも影響を及ぼします。

 

2.ストレスによって起こる病気

 ところで、適度なストレスは、体の抵抗力を高めることもあります。しかし、東日本大震災にみられるような多くのストレスが一度に起こったり、長期間持続するような場合は、免疫能が低下し、感染症にかかりやすくなったり、アレルギー疾患や自己免疫疾患の増悪につながります。さらに、胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、頭痛、高血圧、気管支喘息、神経性食思不振症、過食症、自律神経失調症などの様々なストレス病が生じたりします。ストレスはまた、食事、睡眠、運動、休養などの生活習慣にも影響を及ぼし、肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病をひきおこします。

 

3.ストレス対処

 ストレスの対処としてはまずストレスを自覚し、原因を明らかにすることです。そして自分で対処できるか否かを見極めます。家族や代理者の支持も重要です。ストレス対処法は1・ストレス場面を避ける。2・適度に発散をする。3・ストレス耐性をつけることです。発散やストレス耐性はリラクセーション法を身につけることです。リラクセーション法としては、スポーツ、マッサージ、音楽、絵画、芳香、温泉などさまざまなものがあります。これらは健康増進だけでなく、病気の予防や治療にも用いられます。さらに、適度な食事や運動、規則正しい睡眠などの生活習慣は、ストレス対策の基本です。

 

. 心療内科での治療と内観

 心療内科での治療は、身体療法、向精神薬などの薬物療法、生活指導および面接による支持的療法(カウンセリング)が基本です。治療者は患者の話によく耳を傾けること(傾聴)が必要です。その際、患者を批判することなく、患者の立場になって、その苦悩を人間的に理解しようとすることが大切です。ことばの背後にある感情に焦点を合わせ、特に不安、緊張、イライラ、不満、怒り、悲しみ、失意、無力感など、抑圧されていた感情のエネルギーの発散が行われるようにします。

 さまざまな心身の症状の背景に幼少時の過酷な生育歴や家族に対するネガティブな感情との関連が考えられる場合、内観療法は有効な治療法です。内観療法が有効な症例について紹介します。

 

<講師プロフィール>

・久保千春(くぼちはる)

九州大学病院院長。日本内観医学会会長。日本ヨーガ療法学会顧問。

九州大学医学部卒業。1982年米国オクラハマ医学研究所に留学。1993年九州大学医学部心療内科教授、同大学院医学研究院心身医学教授を経て、2008年より九州大学病院院長。

日本心身医学会理事長、日本心療内科学会理事、など多数の学会役員を兼任。

専門領域は心身医学、アレルギー学。

 次世代医療モデルとしての、心身医療への内観導入

 

いのちの森クリニック所長

巽  信夫

 

 内観の目的は、我執つまりは、所有を旨とする自我意識による拘束からの解放を通じ、"あるがままの自己(真我)"の発現を促すところにあります。

 内観の進みとともに、次第に呼吸も深まり、安堵感や解放感、清明感に包まれると共に、充実感、解放感、躍動感が内発されてまいります。

更に、日常生活復帰後、心身の不調和が修復され、精神的自律や、能動性が発揮されると共に、外界や他者に対する共感性の高まるのが通例です。

このような、本来不可分に関わっている、「心」と「からだ」、及び「自己」と「他者」といった、各領域間の円滑なエネルギー循環と、その活性化こそは、まさに生命(いのち)の働きの、実相をそのまま伝えていましょう。

と同時に、モノ的な日常的自我意識による束縛が、いかに生命本来の活動の妨げとなり、ひいては、ストレス耐性の低下へとも通じるかを、裏づけてもいます。

ところで、医療界にあって、疾患や症状の排除のみを標的にした、既存のモノ的な医学モデルの限界や弊害への反省(もとより、近代医学の発展自体を否定するものではありませんが)から、心身相関に焦点をあてた"心身医療"に向けての展開は、誠に貴重です。

さらに、"全人的、全生涯発達モデル"導入は、病む主体である人間に目を向け、その"生きるということ"から、心身症を捉えなおすアプローチともいえましょう。

このような、心身症理解に基づけば、その症状を生命活動の歪みに対する生体からの呼びかけとして捉え、かつ"再生(生きなおし)に向けての機会"として受け止めてゆくという、"関わり方の変化"をも伴うことになってきます。

心身医療への内観導入は、まさに医療界における、"次世代癒しモデル"といっても、過言ではないと、思います。

と同時に、内観面接には、"聴くということのエッセンス"が濃縮されています。それだけに、今後、医療従事者側への内観導入も、貴重なテーマかと思われます。

 

<講師プロフィール>

・巽信夫(たつみのぶお)

いのちの森クリニック所長。日本内観学会理事長。日本内観医学会理事。

信州大学医学部卒業。信州大学部精神医学教室助教授信州大学病院メンタルヘルス外来専任医を経て、現在、いのちの森クリニック所長(信州飯綱高原)として、全人的、全生涯的な次世代医療の一環としてメンタルヘルス活動に取り組む。医学博士。

日本欧州共通サイコセラピー資格認定。上海交通大学医学部客員教授。日本サイコセラピー学会理事、長野県産業保健推進センター基幹相談員。

次に「うつ病への心理療法」についてです。

1・薬物療法は必須。これはそうですが次ですね。2・抑うつ感を作り出すものの見方、考え方にアプローチする認知療法の効果が実証されています。アメリカの心理療法の統計研究では、認知療法と薬物療法のSSRI(抗うつ作用のある薬)の効果はほぼ同等と言われています。うつ病に対しての認知療法は既に効果実証済みということで、二〇一〇年から日本でも保険適用になったわけですね。

ただ、保険適用になりましたけれども、先日NHKの特集でやっていましたが、これを本気でやろうとしますと全部のプログラムを作って提出しないといけないですし、毎回一人に付き三十分から一時間ぐらい必要です。今の精神科医がそれをやる時間は全くありません。そりゃそうですよね、一日に百人ぐらい患者さんが来られますので、一人に一時間の心理療法をやりましたら、一日八時間やりましても八人しかできないです。ほとんど収入がないに等しいでしょう。そのような意味で、一般の精神科では心理療法はほとんどできないです。取り入れている精神科は全国の二.八%と言っておりましたから、認知療法を精神科で受けるというのはまず不可能です。保険適用の認知療法を受けるのはほぼ絶望的です。ということで結局、一般の心理療法家のところに自費で受けないと仕方ないという話になるわけです。なぜ自費かというと、これは心理士の国家資格の問題があるので、保険適用できないのです。

3・行動面の改善も必要。認知行動療法。認知行動療法というのは色々なプログラムがあるのですけれども、そのようなものを総称して認知行動療法と言われています。本来は「行動療法」という条件反射の世界を作り出していく心理療法だったのですけれども、そこに「認知」(考え方)を取り込むようになってきたわけです。ヨーガ療法も範疇としましては、認知行動療法の中に無理やり入れますと入るかもしれませんが、純粋に「ヨーガ療法=認知行動療法と言えるか?」と言いますと難しい面がかなりあります。なぜか?と言いますと、後でも説明しますがヨーガ療法の「人間五蔵説」の「歓喜鞘」は無意識層の記憶も想定していると考えます。しかし、認知療法は無意識層は否定しています。その意味で、認知行動療法の中にヨーガ療法は純粋には含まれないと思います。しかし、意識レベルでの思考や認知という考え方の部分にアプローチするという点では幅広く考えると認知行動療法の中に何とか入るかなという気が致します。

ヨーガ療法は認知の部分と、深層心理的な記憶の部分も触っていますので、その辺がこの認知行動療法とは合わないかなと思っています。

4・傾聴のみのカウンセリング、精神分析的アプローチは困難。 うつ病に対して傾聴のみのロジャース風のカウンセリングとか、精神分析的な過去の外傷体験をずっと見て行くアプローチは実用上あまり宜しくないと考えます。個人的には、不向きと考えます。基本的にネガティブに考える方々が、傾聴されていると、さらにネガティブな方向に話していくことになりますし、自罰傾向が強まっていく可能性が高いでしょう。外傷体験の分析を行なっていけば行くほど、自罰傾向が強まるかもしれません。そこからの脱却を目指したいわけです。むしろヨーガ療法のように、心身両面へのアプローチをとるヨーガ療法の方が、とても適していると私は実感しております。

ですので、最近の私の臨床は八割方はヨーガ療法です。身体的な面を吹っ飛ばして、どうしても認知的な部分だけ、コミュニケーションだけというような場合もありますけれども、私の場合、そちらのアプローチは少なくなってきました。と言いますか、身体症状を全面に出している患者さんらに対応してく心療内科では、心身両面のセルフコントロール法であるヨーガ療法の方が特に利用しやすいことを実感しています。

 

うつ病への心理療法

そして、「非定形うつ病の対処」です。

1・治療の主体は薬物療法だが、それに加えて生活習慣の改善、心理療法などを行う必要があります。

2・気分の不安定さを解決するために何かに依存し、罪悪感から自傷行為に走ることが多い。依存ということは多いですね。それから自傷行為です。罪悪感から生じているかは色々とあるかもしれないですね。

3・心理療法等で他の対処法を見つけることが必要になる。薬だけでは改善が困難。

心理療法が必要であるというのが非定形うつ病の特徴ですが、定型うつ病の方も考え方がとても生真面目なことと、自分自身を責めるということについてはかなり見られますので、その部分では認知療法が勧められています。

しかし、定型うつ病の人はやはり薬物療法が中心になります。逆に、非定形うつ病の神経症的な人達は心理療法をやらない限りはほとんど変わらないのではないかと心理療法家としては思います。

そして最後になりますが、4・非定型鬱病は生活のリズムのずれが原因のひとつになっている。ただ漫然と休むだけではなく、生活のリズムを整えながら、毎日何かの目的をもって生活していくことが治療への近道となる。

定形の人たちは、脳の疲弊状態がありますので、脳を休ませてあげることが必要です。しかし、非定形の人たちは、休んでいると、それによって、どんどん生活習慣が乱れていき、ゲームやネットにのめりこんだりすることが多く見られます。ですので、非定形の人たちは、ある程度休んだら、働きに出て、リズムを整えることが有効になることがよくあります。

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非定形うつ病の対処

講義 6.非定形うつ病

非定形うつ病」と言いますのは最近、新聞等でもよく出ていますので、その特徴を見ておきましょう。

1・非定型うつ病は、定型うつ病とは症状の現れ方が違う上に、対処の仕方も異なる。定型うつ病と言いますのは先程言いました脳から起こる病気でして、非定形うつ病というのは神経症的なうつ病で、抑うつ神経症的なタイプです。脳の病気というよりは心の病気といえるでしょう。2・二十-三十代に多いのが特徴です。

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非定形うつ病それから、定型うつ病との違いということですが、1・何か楽しいこと、望ましいことがあると、気分がよくなる。内因性のうつ病の人はほとんどそんなことはありません。楽しさとかは全部無くなって行くに等しいので、「何か楽しいことやりませんか?」と言われてもやる気無しです。「寝ている方がいい」という方向に行きます。

2・タ方になると調子が悪くなる。内因性うつ病の方は朝方が弱くて、夕方になると楽になってくるのですよ。逆に非定形うつ病の人達は夕方になってくると調子が悪くなってくる。朝の方がまだいいのですね。それは疲れとかの関係があると思います。

3・睡眠障害は過眠傾向や入眠困難。定型うつ病の人は逆でして、寝るのはいいのですけれども、早朝覚醒というのが通常出てきます。朝の三、四時に目が覚めて眠れない。脳から起こるうつ病の人達は早朝覚醒が多いのですね。定型と非定形のうつ病の大きな違いはこの三つぐらいでしょうか。

4・過食傾向になる。内因性のうつ病の人はほとんど食べられないです。逆ですね。

5・イライラして落ち着かない。これは定型の人にも見られますね。

6・他人の顔色をうかがう性格傾向が強い。これが非定形の特徴的な所でして、人の目を気にするのですね。定型のうつの人達は自罰的なので、人の目よりも自分ができているか?できていないか?という方向にすごく意識がありまして、「私が駄目なのだ」「私がもっとやったらいいのに」というように考えるのです。非定形のうつの人達は逆で、他罰的になり、「周りが悪い」「会社のせいだ」と他罰傾向が強くなってくるのですね。

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定形うつ病との相違点

私達が心理療法を行なう上で、使いやすい分類は、うつ病の病因別の分類」です。1・内因性うつ病と言いますのは、脳から起こるものですので薬物療法が中心でして、症状が重いです。これは中々変わりませんので、とにかく薬物療法です。

2・反応性うつ病と言いますのは、大きなストレスとなる出来事が原因で起こるうつ病です。これはどちらかと言いますと、「適応障害」

という分類の中にも見られるものです。

要するに、上司とうまくいかないとか、家庭の不和、失業というようときに抑うつ状態が出て参ります。そのような時、脳も疲弊しますので、抑うつ状態改善のために、セロトニンの状態を安定させて行くという形でSSRI(抗うつ作用のある薬)が最近はよく使われています。この場合は、心理療法が必要になることが多いでしょう。

ところで、巷に見られる「心療内科」の八割は「精神科」です。私のいるような心療内科は、内科から出てきた本来の心療内科なのです。一般社会で、「精神科」と言いましたら響きが良くないので、「心療内科」という言葉を使っている場合が多く、八割方は「精神科」でして、標榜だけ「心療内科」なのですね。「メンタルクリニック」が入っているのは、精神科です。この二つは大分、毛色が違います。神経症クラスは我々の心療内科でも扱うのですが、内因性の重度のうつ病や重度の躁うつ病は、先程の精神科でないと行動が激しいので扱いにくいと思います。

統合失調症は、心療内科では本来扱わないでしょう。心療内科は元々、内科なわけですからね。ですから、「心療内科」となっていましても、精神科か?心療内科?どちらなのだろうか?ということがよくあります。

とにかく、精神科は統合失調症など、脳の病気を扱うことが多いです。だけど、神経症や人格障害等もそうでして、症状が重いのは精神科の方がよく扱ってくれています。

話を戻しまして、次は、3・身体因性うつ病です。これは糖尿病とか本来の身体の病気がありまして、そこから抑うつ感が全面に出てくるというタイプですね。だから、この身体因性うつ病は誰でもなる可能性があります。

そして、4・神経症性うつ病です。これが心理療法の中核のターゲットです。昔からの「抑うつ神経症」というものでして、性格的な心理的要因が大きく絡んでいまして、これは薬に反応しにくいです。だから、薬を使ってもあまり反応しないようなうつ病です。これが実は今、多いのです。最近は「非定形うつ病」「新型うつ病」とか言われますけれども、心理療法家から見ますと「これは抑うつ神経症ですよ。そりゃ薬は効きませんわ」と、いつも思っています。

ただ、精神科の八割から九割近い医師は心理療法に対してどちらかというと否定的です。ほとんどの精神科では、薬物療法が中心になります。ですので、心理療法との相性が良いのは本来の心療内科です。

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うつ病の病因別の分類

講義 4.うつ病性障害

次に、「うつ病性障害」ですが、いわゆるうつ病と言いますのは1・大うつ病性障害、と言いまして、心の病ではなく、脳の病気です。これは薬で調整します。薬に反応しやすくて、スパスパっと霧が晴れたように変わって行くことがよくあります。

ですので、薬に反応するタイプは元々の脳の障害といえます。心の病気ということで解決できるものではなくて、これは精神科の中でバッチリと薬物療法によって治療されるべきものです。

2・気分変調性障害と言いますのは、昔から抑うつ神経症と言われているものなのですけれども、これはどちらかと言いますと心の病なのですね。心の状態で抑うつ感が全面に出てきます。これは後々、お話しすることになります。

4・抑うつ関連症候群と言いますのが試案で出ているのですけれども、小うつ病性障害とか色々とあります。女性の場合は、月経前不快気分障害や月経前症候群もこの中に入ります。

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うつ病性障害

講義 3.双極性障害

「双極性障害」で1・1型双極性障害は、いわゆる典型的な躁うつ病です。この躁とうつの状態と言いますのは、これは「心の状態がどうか?」という前に、脳の状態の波によって勝手に出てくるのです。派手に出て来るのがこの?型なのです。うつのときは、布団に入りまして一ヶ月間出てこないとかです。それから、躁のときは、以前、面接した患者さんだったら、日本橋に行きましてトラック三台分の電化製品を注文したり、ある女性患者さんは、自宅と勤務先との往復で毎日三万円ぐらいのお惣菜を買って来て、全部腐らせるのです。脳が活性化しまくっていますので、買わないと気が済まないのですね。そのような状態で毎日十万円の服を注文していました。ある男性の方は散歩に行きますと、帰ってくる度に十万円の鉢植えや盆栽を抱えて帰ってきました。

躁状態の人は通常、家計が破綻いたします。それぐらいのレベルです。それのみならず、市街地を百キロでぶっ飛ばしてきたりする患者さんもいました。あるアップダウンのある跨線橋をジャンプしてきはりましたからね(笑)。病院から帰る時も「運転する!」と言いますから、「あかん!」と主治医がドクターストップで鍵を取り上げたのですけれども、「大丈夫です!絶対に私は事故は起こしません」と言ってましたけれども、あれは危ないですよね(苦笑)。

もう一人の人は昔、天安門事件がありましたでしょ?会社の社長で演説好きの人でして、朝礼で話し始めると、三時間ぐらい止まらない人なのですけれども、その時に「民主化のために、私は絶対に行って演説しなければ!」と言いまして、実際に中華航空に申し込んだのですけれども、幸いなことに申し込んだ日に閉鎖されたのですね。だから、危うく行かなかったのですが、ひょっとして二日ぐらい前だったらテレビに出ていたかもしれません。躁状態の時と言いますのは、本当にやるのですよ。皆さんが思っている以上なのですね。

でも、軽い躁うつ状態の方はおられます。それが2・2型双極性障害と言います。もっと軽いのは3・気分循環性障害です。

次(4.うつ病性障害)はこちら

 双極性障害

講義 2.抑うつ感

続いて、「抑うつ感」の話に入ります。抑うつ感については、DSMという米国精神医学会の診断基準がございます。

それから、ICDというWHO(世界保健機構)が出している診断基準があるのですけれども、日本の精神科の診断基準ではDSMを使うことが多いです。保険請求では、ICDが使われています。その中の「気分障害」という中に抑うつ感に関するものが入ります。この気分障害というのは「感情や欲動の障害を主症状とする障害」「うつ病及び躁うつ病を指す」ということです。クレペリンという大先生が、統合失調症(かつての精神分裂病)と躁鬱病を二大内因性精神病と位置づけました。「内因性」と言いますのは、自分の持っている素因から生じるのですね。すなわち、脳の体質や機能異常から生じる、身体の病気なのです。簡単にいえば、心の病気ではなくて、身体の病気でして、脳の病気なのです。昔は、「てんかん」もそこに入ってまして、三大内因性精神病と言われていたのですけれども、今は精神病とは全く言われないですね。今では、「てんかん」というのは精神科ではなく、神経内科で扱う、脳神経の身体の病気なのです。

「DSMにおいては、気分障害という大カテゴリーの中に、双極性気分障害と単極性気分障害として位置づけられている」。「双極性気分障害」と言いますのは、躁とうつ、アップとダウンがある病気という意味ですね。また、「単極性気分障害」という、うつだけを示す病気もあります。躁だけという人はいません。つまり、うつだけとか、躁とうつという二種類ですね。

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抑うつ感

特集 ふうや内観研修所主催 内観懇話会

「不安感・抑うつ感の心理療法としてのヨーガ療法的対処」

―現代心理療法とのコラボレーション―

講師:鎌田稔先生(臨床心理士)

 

どうも、鎌田です。よろしくお願いいたします。今、ご紹介いただきましたように私は色々な経歴がありまして、大学院の修士課程が終わってから、天王寺の精神科クリニックに勤めたのです。そこで院長と合わずに胃潰瘍になりかけて、1年で辞めて、それでハタ・ヨーガの道に入ったわけです。

ハタ・ヨーガを始めて最初の一カ月ぐらいは下痢がずっと続いていました。それは漢方で言いますと、瞑眩(めんげん)という反応で、ちょうど毒素が出て行く感じでした。それが終わって一カ月したら、急に身体が軽くなりました。宙に浮けるのではないか!というぐらいの身体の軽さを感じまして、そこからヨーガにのめり込み始めたわけです。「これはいい!」という感じでした。

さて、本日の最初に基本講義をしておきたいと思います。「うつ病」ということが最近、テレビでよく聞きますが、「うつ」と言いましたら皆、一つのうつと思いがちなのですけれども、実は、うつには心理療法が効くものと、効かないものが当然ありますので、区別が必要です。また、もう一つ区別しておく必要のある大事な概念は、「心身症」の概念です。以前から、何でもかんでも「心身症」と言われているのですが、心身症と言いますのは、スライドのように定義されているのです。

つまり、精神科の疾患名と心身症は違うのですね。心身症というのは疾患の名前ではないのです。悪性腫瘍とか糖尿病とかの疾患の名前ではないですし、不安性障害というような名前ではなくて、疾患分類(病気の分類名)でもなく、心身症とは、病態(病気の発生機序)を指します。

 

心身症と精神疾患の違いですから、精神科疾患の分類名の中に心身症はないのです。逆に、あらゆる疾患、癌であれ、めまいのメヌエル症候群であれ、色々な整形外科的な疾患であれ、全ての病気、疾患の中に心身症が見られるのですね。その辺を分けておいていただきたいのです。

心身症というのは、「心理社会的因子」すなわち、心と社会とのつながりの中で身体症状が出てくる身体疾患の総称です。

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終了いたしました。

多数のご参加ありがとうございました。

お問い合わせ:06-6323-7267

 

認定ヨーガ療法士会大阪定期総会&ふうや内観研修所内観ワークショップ

感情コントロール法としての内観

     講師 白石 豊 先生 

       (福島大学人間発達文化学類教授)

白石豊先生(メンタルトレーナー) 

これまでのメンタルトレーナーとしての経験から、プロスポーツ選手などの人間の不安やあせりの根元を探れば、ここまで来れたのもすべて自分の力であるという不遜な考え方や、自分の願望どおりにことが進まないことにはどうにも我慢ができないといった傲慢な心の裏返しだというのが私の考えです。

 

われわれがいざ本番にのぞもうとする時には、こうした自己中心的な考え方から脱却して、重荷をすべて他に預けたような心境で行動できるように努めるべきです。そのために、私は自分自身がこれまでの自分の半生を振り返り、ほんとうの意味での「感謝」と「生かされている感覚」を気付かせることが最良のやり方だと思っております。

当日は優れた感情コントロール法であります「内観法」をご紹介しまして、参加者の方と共に学ばせていただけましたら幸いです。

 

白石 豊(しらいしゆたか)

岐阜県生まれ。1979年筑波大学大学院体育研究科修了。

現在、福島大学人間発達文化学類教授。福島大学付属中学校長。日本ヨーガ療法学会理事。プロ野球の下柳剛投手(2005年最多勝)やバスケットボールの萩原美樹子選手(日本リーグ4年連続得点王)など多数のトップスポーツ選手にメンタルトレーニングの指導を行い成果を上げている。

2008年6月からサッカーワールドカップ日本代表の岡田武史監督のチームづくりをサポート。

著書には「実践メンタル強化法」「スポーツ選手のための心身調律プログラム」(大修館書店)「運動神経がよくなる本」(カッパブックス)「どの子も伸びる運動神経」(PHP)など多数。

 

  日 時:平成23年5月1日(日)午前9時半受付 午前10時から午後4時

 

  *午前9時00分から9時30分まで、認定ヨーガ療法士会大阪定期総会を開催

 

  対 象:講演会は興味関心のある方であればどなたでもご参加いただけます。

 

  *認定ヨーガ療法士会大阪定期総会につきましては、評議員の方のみとなります

 

  会 場:日本ヨーガ・ニケタン関西支部(阪神武庫川駅下車徒歩約10分)

 

       (兵庫県西宮市小松西町1-3-16 TEL0798-48-0628

 

  参加費:5,000 

  弁    当:500

  締切日:4月25日(月)   

 

 

問い合わせ先>  電話:   06‐6323‐7267(認定ヨーガ療法士会大阪事務局)

電話:090‐9094‐7389(  同会   幹事長・澤 憲一)

 

 

◇会場(日本ヨーガ・ニケタン関西支部)のご案内◇

 

日本ヨーガニケタン関西支部     阪神電車「武庫川」駅下車(急行停車)徒歩約10

     阪神電車「鳴尾」駅下車(普通停車) 徒歩約10

 

     ●大阪方面から

     ・阪神電車「梅田」駅から三宮方面の急行乗車(武庫川駅下車)

     又は三宮方面の特急に乗車し「尼崎」駅で普通に乗換

     ・阪神「なんば」駅から

      三宮方面の急行乗車(武庫川駅下車)

     又は三宮方面の特急に乗車し「尼崎」駅で普通に乗換

     ●神戸方面から

     ・大阪方面の急行乗車(武庫川駅下車)

    又は大阪方面の特急に乗車し「甲子園」駅で普通に乗換

 

*お申込みいただきました個人情報は、認定ヨーガ療法士会大阪定期総会及びふうや内観研修所主催内観ワークショップに関わることのみに使用させていただきます。その他の目的で使うことは一切ございません。

 

お問合せ・お申込み先(認定ヨーガ療法士会大阪 事務局)

533-0023 大阪市東淀川区東淡路3-3-36 ふうや内観研修所内

電話:06-6323-7267 Fax06-6325-8615 e-mailinfo@fuya.jp